カバーはインテリア、ソファーも部屋の印象も生れ変わります!


葛飾区 K様 実例109/イタリアの逸品、ご新築に合わせてリメイク

カバー完成After! ソファー

葛飾区K様カバー実例完成正面

ご覧のとおり、3人掛けは、背山が3仕切りになっており、これがデザイン的特徴であるため、きれいに再現する必要があり、なかなか難題、個々独立にカバーをかぶせて、マジックテープなどで連結させる(後でアジャストできるので寸法取りが楽)のか、すでに連結している状態でかぶせる(寸法取りに遊びが許されず、非常に難しくなる)かの判断に迷いましたが、寸法が正ければ、ソファの左右背端にファスナーを付け開閉し、カバーを自由にして、1山ごとかぶせていけば問題はありません、全体ラインの美しさを考えると、つながっている方がきれいと判断し、連結状態のカバーでデザインとなりました、そして、もう一つの問題が、背がクッションの様に、全体ラウンドして膨らんでおり、かぶせるだけでは背山がきれいに出ません(1人、3人とも)、背前下位置である程度張れるように工夫する必要がありました、背と座面の合わせ目レにあたる本体位置奥にマジックの受けを付けて、かぶせてから、下方向に軽く引っ張り固定する方法で解決、これで、背のクッション状態も再現できました。あとは、カバー全体を本体底裏側の端全周にマジック受けをつけて固定すれば、座ってもカバーずれがあまりない固定状態となネります。


座面クッションを外した状態。背山前面が深く下に向かって入り込んでいます、下回りが奥深くなっているところは、深くまで手が入る構造になっているので、奥深くにマジックテープの受けを取り付けて、背前を下に軽く張って固定するように設定。

葛飾区K様カバー実例完成本体



ご新築に合わせたソファーのリメイクをご依頼いただきました。インテリアに詳しい方ならご存知の某イタリアメーカーの3人掛け、1人掛けソファー、オリジナルのカバーリング仕様は、大きめのカバーをかぶせ、要所のすきまにはさんで固定する方法ですが、お打ち合わせの結果、マジックテープを使って、しっかり固定する方法で製作となりました。マジックテープの受けを取り付ける位置設定からデザインをはじめました。


葛飾区K様カバー実例完成正面右


本体裏面にこんな感じでマジックテープを取り付けます。カバー裾裏にマジックテープが付いているのがわ分りますか?、カバーにはメスを本体にはオスを付けます。(カバーの加工代金とは別途見積りとなります)

葛飾区K様カバー実例完成本体裏
カバー前Before!


オリジナルのカバーを外し、ヌードの状態です。写真左が3人掛(座面クッションは外してあり)、右が1人掛。


葛飾区K様カバー実例完成前本体



座面が置式クッション、ダウン中身で、かつ、使用年数もたっているため、型くづれとダウン抜けを起していました、通常のウレタンでの型くづれですと、型より少し小さめに作り、張る寸法取りで、見た目きれに上がるのですが、ダウンの痩せもあり、小さい寸法取りにすると、クッション自体も縮小し、本体の内サイズとの誤差が大きくなり、隙間が出てしまいます、あえて、はらせず余ぎみで仕上げました。

葛飾区K様カバー実例完成前1人掛け
今回の生地、Subrie/綿56%レーヨン44%/生地のページ準備中
K様、完成までお時間いただきありがとうございました,又、型取り作業にお時間いただきありがとうございました。