椅子カバー実例紹介8 |
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ダイニングの印象も生まれ変わります。 |
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椅子カバー 04/5/17 UP 製作期間3月中〜4月第1週 写真はイタリアの展示会にて/お客様のご協力により/ |
3月初に某大手メーカーのインハウスデザイナーでいらしゃる酒井利佳子さんからメールでお問い合わせいただきました。(酒井さんのメールから抜粋させていただきます.....)『個人の作品として家具やモノに着せるウェアラブルコンピュータを作成しています。作品のひとつに、オフィスチェアに着せる「ストップウォッチカバー」という作品があるのですが、今年4月にミラノで行われる家具の見本市にそのプロトタイプを出展することになり、ショー用のカバー3点を新しい布地で作り直すことを検討しています。これまでは私が自分でカバーを縫製していたのですが、今回は国際的な展示会に出すということでプロの方にカバー部分をお願いし、完成度を高めたいと考えております。』というご依頼で、生地の素材選びからお打ち合わせをスタートさせていただきました。背はLEDの光が透けた時に微妙な視覚効果を出すよう化繊メッシュ、コットンの2枚を重ねて、椅子表はフェイクファー。ただし、元椅子がイタリアにあり運搬不可とのことで素材が変わるとサイズの誤差が出ることをご了承いただき、以前ご自身で製作されたカバーから型をおこしました。 今回は、完成品を椅子にセッティグして確認できないままイタリアで合わせとなるので店長も気合いが入りました。 以下、酒井さんからメールでお送りいただいたお写真とご説明に解説を加えて掲載させていただきます。 酒井さん掲載ご協力いただきありがとうございました。 お見積もり採寸マップヘ→→Click |
照明の色でわかりにくいのですが、 椅子正面部分に(左写真)が白フェイクファー、 (右写真)が黒フェイクファー |
(右写真)黒フェイクファーの背トップには アンテナが出ています。 |
(酒井さんからのメール抜粋) このカバーをかけた椅子は4月14日から19日にかけて、ミラノの This is Today展には、イタリアのInteraction
Design Institute ここで展示された作品は全て試作品ですが、きちんと動き、来客は実際に作品にふれたり、体験してみることができるということで、会期中の6日間、会場は常に人でごったがえすほどの大盛況でした。ミラノのトリエンナーレ美術館の展示で、これほど人が入ったのは数年ぶりだそうです。 展示会場の雰囲気などは、このホームページの写真をみていただければ、なんとなくわかっていただけるのではないかと思います。(私の椅子の写真はありませんが) 座面にスイッチが仕組まれていて、上司が座ると、自分の机の上に置いた小さなランプが点灯して知らせてくれるというものです。 白のフェイクファーで作った椅子カバーは「ストップウオッチカバー」という作品で、働きすぎの人に休憩をとることを促す目的で作ったものです。 椅子にすわっている時間をカウントして、背面のディスプレイに表示するので、通りがかりの人や同僚が仲間どうしで表示されている時間を見て、休息をとることを勧めるきっかけづくりになるのでは、と思って製作しました。..... |
椅子側面に厚手の白綿地、背は薄手白綿地とメッシュで2重の組み合わせ。 薄手生地の組み合わせで(下写真)背の上部分に時刻の表示が浮き出るようなデザインに。 |
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美術館と会場の写真。(写真下右)垂れ幕にThis is Today展のサインがあります。 |
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酒井様、掲載ご協力いただきありがとうございました。 |