カバーはインテリア、ソファーも部屋の印象も生れ変わります!


 実例129/ソファは一生の付合い『良いソファは良い』/ページ2

ハイクオリティのソファをお持ちのお客様からよく質問される内容、『どこが違うのか?』、『はい、中身が違います』と即答してます、
『良いソファは良い』のページ2、2実例目の紹介です。
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千代田区某オフィス
1/カバー完成After!! 3シーター
ページ1と同じイタリア某社のソファ。(下記は完成写真)
シンプルでインテリアを選ばず、合わせやすいデザイン、風格、存在感ともに十分、某社ラインナップ中、定番と思います。本体は張り込み近いカバーリング仕様、着脱には予備知識が必要です。(本体は布遊びが少ないため、適切な位置にカバーが設定されていないと、カバー布と本体フォームの位置差から、カバー布の歪み、本体のフォーム落ちにつながる可能性もあります。)

千代田区オフィスカバー実例完成

カバー前Before! /オリジナルカバーの状態
オリジナルの状態、使用約10年オーバー、布は傷んでますが、腰のある座り心地は残っていました。本体は発砲形成による土台の上からフォームを巻き付けた腰のある質感、座面はフォームとダウンの組み合わせ、背はフルダウン、座ると沈み込みと包み込みが同時に感じられて、長く座っても疲れない逸品です。

千代田区オフィスカバー実例完成前
パターン作業の前に入念なチェックを、経年劣化による肘落ちで左右肘のサイズ誤差や、背全体の歪み、背トップ中央の一部分が押し潰れに近い状態、クリーニング後のセッティングがあまく歪んだまま引っ張られての型崩れも加わり、歪みを考慮のパターンの製作が必要、多少の歪みやフォーム落ちを無視して、単にきつめのサイズ設定にすれば、ウレタン歪みや落ち箇所に不自然なしわが出ます、回避するには、全身一連のパターン起こし、完成に近い張り具合に持って行く仮縫いが必修となります。
カバー前Before! !/元カバーを外すと
下記はカバーを外した状態、全身マジックテープが付く生地で下張りされています。

千代田区オフィスカバー実例完成前ヌード


カバー前Before! !/仮縫い作業
お客様指定生地の伸縮率とフォームの沈み込みを計算しながら、仮縫い作業をして基本のパターンを起こしたら(下記写真)、ソファに対してのメージャー計測との誤差をはじき出し、生地の膨らみが優しく優雅に見えるようサイズの微調整をしてパターンを完成させます、この一連のパターン作業と生地の特性を念頭に裁断、打ち込み(縫製)で完成となります。(完成写真はページトップ)

(下記パターン作業完了写真)

千代田区オフィスカバー実例完成前仮縫い

2/カバー完成After!!/2シーター
別フロアーにあるソファです、イタリア製ですが上記の3シーターと別メーカーになります、こちもカバー仕様、完成写真と完成カバーの装着中の写真をご紹介、マジックテープが随所に設定されていて、セッティングもかなりの労力が必要、カバーしてしまうと張り込みと判別つきません。


(完成写真)千代田区オフィスカバー実例完成赤


完成カバー装着中! !
下張りはマジックテープが付く布(白)で、オレンジが新規のカバーとなります、
写真に写った、ヘラと定規を使って押し込んだり、ならしたりしながらマジックテープを装着。

千代田区オフィスカバー実例完成赤合わせ
オフィスのみなさま、お時間いただきましてありがとうございました。
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