カバーはインテリア、ソファーも部屋の印象も生れ変わります!


 実例130-5/カバーのデザイン/スリットとスカートについて

モダンな印象には、スリット、クラシカルな印象にはスカート、両者とも開きになる箇所内側は二重。開き部分と裾全体に一体感と重厚感を印象づけるために開き位置で上下にはぎ合わせにする方法がスカート、裾とパーツを一体にして裾を強調しすぎないように開き部分だけ見せる方法がスリットで、スリットの方がモダンな印象、ジャケットの腰回のような感じです、上半身を絞り、裾に向かって余裕をもたせて下へ開く感じにすると昨今の細身のジャケットの印象となります。スカートの場合は、上下のはぎ位置にパイピングを合わせるとさらに重厚感が増します。

両者ともシルエットは女性的な柔らかい印象になり、布らしさを強調する定番的なデザイン、開きの高さなどで広がり感も変わってきます、ソファのデザインやご希望に合わせてシルエットを決めて製作してます。

以下、実例対比の4実例ご覧ください。


クラッシクなデザインのソファでスリットとスカートの対比/K様宅(世田谷区)/T様宅(港区)


カバー完成After !!/スリット/K様宅(世田谷区)
実例130-5カバーのデザインについてスカートとスリット実例K様正面

K様(上)、T様(下)どちらも、定番的なラウンドしたアームのクラッシックソファ、
K様(世田谷区)の場合は、通常の張り込み仕様のソファの上から汚れ防止目的でカバーをしてます、座面クッションを個別に作らないで一体型にし、少し大きめのスリット仕様で製作。

カバー完成After !!/スカート/T様宅(港区)
 実例130-5カバーのデザインについてスカートとスリット実例T様正面

T様(港区)の場合は、元からカバーリング仕様となっているソファ(本体は下張り状態)の衣替えです。クッションカバーも個別に作り、パイピングも入れたクラシカルな仕上げになってます。両実例は、カバーの目的が異なってますが、スリットとスカートの対比には分かりやすい実例と思います。
スリットはシンプルにモダンを表現、スカートはオーソドックスにクラッシックな存在感を表現。


K様、T様、製作にお時間いただきましてありがとうございました。
使用生地/イタリア/K様、ベルギー/T様の綿麻生地


スリット仕様で高さの違い対比実例/O様宅(中野区)/N様宅(港区)


カバー完成After!!/スリット/O様(中野区)
実例130-5カバーのデザインについてスカートとスリット実例O様後 実例130-5カバーのデザインについてスカートとスリット実例O様正面

両実例ともモダン系の丸みのないスクエアーなソファ。人気のあったデザインなのでお持ちの方多いと思います、2台とも元からカバーリング仕様です、衣替えとしてオリジナルの再現になります。
O様(上)のソファはフランスのデザイナーCaのNor-というシリーズ、N様(下)はイタリアAl社のCo-というシリーズです、直線的で裾回りの納まりは似てますが、スリットの高さが違うので全体の印象はかなり違います。

カバー完成After!!/スリット/N様宅(港区)
実例130-5カバーのデザインについてスカートとスリット実例N様後 実例130-5カバーのデザインについてスカートとスリット実例N様正面

O様フランスのCaの方が、裾広がりでスリット高め、 N様(港区)イタリアAl社のCo-の方がタイト(絞りぎみ)で低めのスリット、両者比較していただくとスリットの大きさでの印象違いが分かると思います、実例では、オリジナルを再現してますが、ご希望にあわせて高さ、広がり感は調整してます。

O様、N様、完成までお時間いただきましてありがとうございました。
使用生地/イタリア/O様、ベルギー/N様の綿麻生地





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