オーダーソファカバーの実例紹介とデザインについて。

しっかりしたボディ土台で、座内裏側は、スプリング仕上げの、代表的なアメリカンクラッシクなソファ、座内サイズが、USサイズのゆったり目になっていて、このサイズ感がお気に入りのとの事、張地の経年劣化もあり、代替え相当のソファも見つからないため、カバーのご要望をいただきました。昨今、日本サイズに対応修正したソファも多いので、希少と思います。

裾はシンプルなストレート仕上げ、肘周りは、経年劣化で多少、歪んでいましたが、ダーツ（絞り）で曲面に対応しています。

左写真は、アームと座面のつながり部分UP、座面クッション部は、セパレート式のクッションカバー形状になっています。右写真は、アームと背後のつながり部分UP、ファスナーで開閉。

実際のソファ本体には、外付けのスカートが付いており、前に膨らんでいます、若干、絞り気味の裾はシンプルなストレート仕上げ。

生地は、国産のソファ椅子張込み用織地。

世田谷区在住UT様宅のソファカバー。／完成前・Before！

写真をクリック・タップで『採寸作業、仮縫い合わせ』の現場写真。

ソファ本体の下部に、外付けのスカートが打ち込みで固定されています、厚みで前に迫り出していますので、その膨らみを抑えるために、製作のカバーは、若干、下へ向かって、裾を絞り気味にしてあります、

アームトップが経年劣化で多少湾曲していますが、ダーツ、絞りで、カバー布がフィットするよう、曲面を修正して型を作ります。

写真をクリック・タップで『採寸作業、仮縫い合わせ』の現場写真へ、この仮縫い時に、最後の細かい調整をしております。

UT様、ご多忙のところ、お時間いただきまして、ありがとうございました。

２・世田谷区在住ON様宅のソファカバー、フレアー仕様、イタリアメーカーのジェル〜ニのゴー〜ト『幽霊』シリーズの交換カバー製作。／完成・After！

イタリアメーカーのオリジナルのスリップオンカバーとボディ本体がセットになっている、ジェル〜ニのゴー〜ト『幽霊』シリーズの１人掛け、２人掛け、外ステッチの色も糸見本から選択いただき、製作しました。

ルーズなスリップオンカバーのように見えますが、フレアーに広がるデザインは、計算された美しさがあり、背、アームの上部は、ソファ本体ボディにフィットさせて、裾に向かって、フレアーに広がっています、

写真をクリック・タップで完成カバー側面のアップ写真。

こちらのシリーズ、過去、何度かカバー製作しておりますが、経年によるウレタンの型崩れもあり、その都度、お持ちの本体に合わせて型紙を製作しております、綺麗に裾広がりのフレアーにするためには、絞る箇所と、広げる箇所の調整が大切で、見た目より製作が難しいカバーです。

生地は、ON様のお持ち込みです。

お持ち込みにつきましては、諸条件別途付加させていただいております、手前どもの加工賃は、生地をご購入いただく前提での価格設定となっておりますので、生地のお持ち込み料金別途お申し付け、また、立体裁断は、曲線の連鎖となり、直線縫いが中心のカーテンと比べますと、手間も掛かります、ミシンテスト含めて、生地の向き不向きのテストをさせていただいてからの判断になります、その他、諸々、条件ございまして、お打ち合わせの回数も増える場合もありますので、遠方はお断りさせていただく場合ございます。

世田谷区在住ON様宅のソファカバー、オリジナル本体ボディ。／完成前・Before！

写真をクリック・タップで完成前の１人掛ソファUP写真。

カバー用に設計された本体ヌードです、本体も上から下に向かってシェイプされていて、隙間にカバー布を挟みこむ仕様になっています。写真は２人掛ソファ、写真をクリック・タップで１人掛ソファの本体ヌードUP写真。

ON様、完成仕上げまで、お待たせいたしまた、重ねてお礼申し上ます。