医療に近い現場のカバー製作/中野区野方『あやめ整骨院』様/カバー完成・Afert!
今回、ご紹介の中野区野方のあやめ整骨院様、施術所で、椅子張り厚織地をカバーとして使用した実例の紹介、
耳鼻、歯科、クリニック様で綿の洗い替えができるカバーは、過去作ってますが、椅子張り織地を使ったケースは初めてです、施術台の使い方に合った型を院長と打ち合わせを重ね、進めさせていただきました。

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上写真/ご注文いただいた、計3コーナーの内の一番入口に近いコーナー、後述しますが、生地種を変えてコーナーごとに2セット別生地で製作、写真のターコイズ色の生地の色違いセットは、シックな薄茶ツイード風の織生地になります。
院内は治療に合わせてコーナー分かれしてます、その内、3コーナーの施術台のカバーを各2セットづつ、計6セット、インテリア的な部分を考慮して生地種も6種で注文いただきました、演出も、お打ち合わせを重ね、院内の統一でなく、時節や院長の方針に合わせて、色組みなど変え、6種類の生地で着せ替えできれば、五感的なプラスになると考え、6種生地を選定し、着手させていただきました。
入り口一番奥の右コーナーから/1コーナー目の解説!/『あやめ整骨院』様/カバー完成・Afert!
デニム風の青生地と黄緑系の撥水生地の2種類でカバー、ベンチのような形状ですが、ホールがある箇所に顔を預け、左右のアームレストに肘を置き、施術をうける台です、
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- デニム風の青生地のカバー、毛足が短いので、遠目、自然素材のような印象の生地、/完成after!
- 黄緑系の撥水生地のカバー、布表面はつるつるな感じ、少し無機質感、/完成after!
- 仮縫い作業時、裾に向かって絞り気味にラインして裾を張らせてます、仮縫い時に、カバー固定用のバンドの位置、長さも精査してます、/完成前before!
- デニム風の青生地で作った共布バンドを、本体カバーにミシンで取り付けてるところ、/完成前before!
今回、型紙を起こす上での共通の見立てがあります、張り込み一歩手前のサイズで仕上げて、ファスナー開閉で着脱、人の加圧に対しては、カバー裏にマジックテープ付きバンド、または、裏蓋包みにして、立体に張らせる固定方法を取ってます、
そして、施術台の内、2コーナーにホールがあり、丁度、患者さんの顔が来る位置になるので布だまりができないよう、ホール中まで綺麗に共布で包み、布が遊ばないようマジックテープ付きバンドで張らして固定してます。
入り口から一番奥の左コーナーの解説/2コーナー目!/『あやめ整骨院』様/カバー完成・Afert!
厚地な黄緑系のツイード風生地と厚地な青のモケット(ベッチン風)生地でカバー。
施設台を試してみました、左右に並んでいる下台に膝をつき、上台に肘から上半身を預け、下台の裏にはキャスターが付いていて、背筋を伸ばしながら、膝を自身の力で左右に開く動作を繰り返す機器で、背筋を伸ばした状態で、脚をのせている下台で左右に開く力を自分で加えると、腰回りがスッキリした感じになります。
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- 厚地な青のモケットのカバー/後ろから/完成after!
- 厚地な青のモケットのカバー/前から上台のU P/完成after!
- 厚地な黄緑系のツイード風のカバー/後ろから/完成after!
- 厚地な黄緑系のツイード風のカバー/上台のU P/完成after!
- 仮縫い作業中/上台のU P/完成前before!
- カバー前のヌード中身の状態、基本の中身に調整用のシートをのせてます/上台のU P/完成前before!
医療関係に近い所は、無機質になりやすいですが、ソファ椅子張り生地を使うと、綿生地と比べ、色どりが綺麗で無機質感が緩和します、体を預けるとソフトで安心感があるり、綿生地と比べても生地の反発力が大きいので体を包み込むような感覚になります。
仮縫い作業の詳細は下記の実践ページをご覧ください。https://www.tint-tone.com/sofa-cover-howto-no1-2-1.html
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入口に一番近いコーナーの解説/3コーナー目!/『あやめ整骨院』様/カバー完成・Afert!
シックな薄茶ツイード風の織生地とターコイズ色のタオル地の様な毛足の長い生地の2種類でカバー、このページTopの写真がターコイズ色の生地を使ったカバーの全景。
こちらも、試してみました、下台に座って、上部のホールがあるクッションに顔を埋めて、腰回り、背まわりの診療をうける台、自身で行う、ストレッチとは大違い、腰背がす〜と伸びて気持ちがスッキリ、骨格が綺麗に伸びる感じです、
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- シックな薄茶ツイード風の織生地のカバー/正面斜め前から全景/完成after!
- シックな薄茶ツイード風の織生地のカバー/正面斜め前から片側U P/完成after!
- ターコイズ色のタオル地の様な毛足の長い生地のカバー/正面斜め前から片側U P/完成after!
下記ボタンで椅子張生地ページへ。https://www.tint-tone.com/kiji_synthetic_fiber.html
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ターコイズ色の生地でのカバー製作工程で型紙上の大切なところを説明/『あやめ整骨院』様/製作工程・Process!
今回のカバー設定は、裾に向かってかなり絞ってるので、ファスナーが非常に有効、短めの設定ですが、無いと着脱出来ません、また、バンドの設定も大切な要素で、設置位置により、長さ、振り角を変え、長いとだらしなくなるのでジャストな設定で対応してます。
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- ターコイズ色の生地でのカバー/全パーツロックミシン完了でパーツの確認/完成前process!
- ターコイズ色の生地でのカバー/ファスナー部分の仕上げ、片抑えでステッチ入れ/完成前process!
- ターコイズ色の生地でのカバー/下台を裏から見た状態、バンドが前後方向で2個、ファスナーが後方に1箇所/完成前process!
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中野区野方『あやめ整骨院』様のご紹介は、以上です、初めはカバーがずれないか心配でしたが、院長のアドバイス頂き、無事、完成となりました、『ソファのようだ』とお言葉もいただきまして、『院長様、お打ち合わせ、計測作業の訪問にお時間いただきまして誠にありがとうございました。』・・・・湯倉
あやめ整骨院/中野区野方3−25ー8/03-5343-2255