布のカラーリングと外ロックで遊んだ椅子カバー/完成・After!
今回はお客様実例でなく、アトリエにある、クラシカルな曲木カフェチェアーを使って、遊びのある椅子カバーを作ってみました、テーマはモダンポップ、あくまでも、私の主観です!



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お客様ご注文ですと、フォルムを綺麗に出すことが大切で、要望が無い限り装飾的な要素をプラスする事は、あまり無く、一度、試してみたいと思ってました、
マチを取らないダーツ(摘み)でルーズにし、ザックリな袋感を出し、イタリアのgervasoni社のGhost風な外ロック仕上で、 カラーリングのコントラストを強くし、動きのあるカジュアルでちょっと ポップな印象(あくまでも私の主観です)に仕上げてみました、
ターコイズなモール生地をベースに、裾周りに、素材の違う自然モチーフのモケット生地でアクセント、外ロックの色を生地と全く別色系、ピンクで色過多なポップ風な印象にしたつもりです(主観です)。
アクセント、装飾をプラスするだけで、個性的になります、また、素材違い、色違いの生地でコンビネーションを考えて、組み合わせても動きのある1枚になります、椅子を置きたい好みな空間などあれば、カバーの椅子演出は、インテリアとして面白いと思います、
遊びのあるカバーを作ってみたいと思われたら、是非一度、ご相談ください。
布のカラーリングと外ロックで遊んだ椅子カバー/完成前・Before!/製作工程/仮縫い・Process!
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- カフェチェアー椅子本体。
- 布張り部分が無く、背が抜けているので、マスキングテープで仮縫い用のシーチング生地を仮止めしながら、型紙を起こして行きます、。
- 仮縫い完了、正面、ダーツで湾曲を再現。
- 仮縫い完了、背後、センターで左右の布余り、揺らぎを削って、ファスナー開口の設定。
仮縫い作業の詳細は下記の実践ページをご覧ください。https://www.tint-tone.com/sofa-cover-howto-no1-2-1.html
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布のカラーリングと外ロックで遊んだ椅子カバー/完成前・Before!/製作工程/裁断とロックミシン・Process!
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- 椅子上で仮縫い型を作り、型を外して分解、左右を矯正修正して、仕上がり紙型として紙に清書してから裁断に入ります。正面左が背正面型、右が背後の半身型(左右対象でファスナー箇所)
- 実際のGhostは、4糸ロックと思いますが、ミシンが一般的な3糸ロックに付き、もう1ステッチは、後入れ処理します。
使用生地は全て椅子張り生地、サンゲツ、シンコール、下記ボタンで椅子張生地ページへ。https://www.tint-tone.com/kiji_synthetic_fiber.html
ボタンをタップor クリックで椅子張生地のページへ。
装飾方法や生地の組み合わせなど、自身のイメージに合わせて作り込んで行くと、大袈裟ですが、世界で1枚のカバーに!、主観で良いと思います、抽象的なものを形にする事を、ぜひ、楽しんでみてください!、第二弾あります、次回また、お付き合いください。・・・・湯倉。